「こっからやり直そう……」




「あぁ……ごめんな時雨」



俺は頷いた。



俺もごめんな……?




「時雨、樹里ちゃんとこ行け……俺はもう大丈夫だから」




頑張れよ、と背中を押してくれた。





俺は自室へと向かう。






樹里、お前が太陽を好きだとしても……




俺はお前が好きだ。