樹里ちゃんが走っていくのを見た。



みっけー♪♪



「っ…もしかして、お前、それで樹里ちゃんを?!」


ふっ…さすが要…。



「そうだよ…」



俺が樹里ちゃんと付き合ったら時雨どんな苦しみを味わうのかな?



「待て、太陽!」



俺は要の言葉を無視して樹里ちゃんの後を追う。



ガシャン――!!



本当、からかいがいがあるよ…。