壺は結構大きいサイズで片付けるのに時間がかかった。



約1時間は潰れただろう。



破片を焼却炉に持っていき教室に戻った。



ちょうど休み時間で良かった。



「樹里?! どうしたの?!」



「雅…何でもないよ」



雅に心配かけちゃいけない。



あたしは笑顔で言った。



「何かあったなら話して欲しい、樹里は1人で抱え込むから…」



雅……ありがとう