「あ…」



教室にいた人も廊下に出てきて皆の視線が向けられた。



高価なアンティークの壺を割ってしまった。



多分凄く高いんだろうな…。



べ、弁償!?



庶民のあたしには無理だよ……。




どうしよう……謝りにいったほうがいいよね?



「樹里ちゃん、大丈夫? 怪我は?!」



「太陽君…ぶつかって割っちゃった……あははー」