わかんない。混乱してきた。

「ねぇ、ドキドキして、キュンってして、違う女の子、、、。」
違う女の子のこと好きって言われてズキズキしてって言いたかったけど、本人にバレるので、言うのをやめた。


「どうしたんですか?葵さん、?」

「えっとね、、」
とりあえず、本人にバレないように、考えて言った。
「その人を見たらドキドキして、笑った顔みたら、キュンってときめいて、それって恋なのかなぁ、、?」

「あ、葵さん、、。」
ワントーン下がった声。。こんな声出せるんだ。
表情に曇りが見えて、それは、一瞬で、、、。
きっと私の気のせいだと思う。

「好きな人、、いるの、?」
蒼汰くんに聞かれたとき、バレた?って思ってしまった。

「すいません。こんな事聞いてしまって、初対面で失礼ですよね、?」

あ、そっか、私達初対面か、ちゃんと喋ったことないし、。

「いや、こっちこそ、変な相談して、」

蒼汰くんは、微笑んで答えてくれた。
「たぶん。それは恋ですよ、?」
さっきの曇ってた顔は別人。
やっぱり気のせいかぁ、、


「ありがとう。変な質問に答えてくれて、、」
そう笑うと自覚は、はっきりある。