君にこの夏恋をしました。


A高に今年入った私は恋をした。でも私はブスだと男子に言われてきた中学生時代があった。だから、私はただ彼を見つめるだけなんだ。
彼はこの高校始まって以来の頭がいいヤンキー…。
私は地味でわなく友達も多くいたがブスだと言われていたせいで男子だけが怖い。
なのになぜか恋をしたんだ…。君にね。






「利香ー」
今は心友であり幼馴染の海来とランチTime。
そして海来が大っ嫌いのブロッコリーを私に食べさせようとしているのだ…

「自分で食べなさいよぉ!!」

「これだけは無理…頼むからー」
泣きそうな顔して海来が頼みこんでいる…食べてあげるつもりだがちょっといじるのも悪くないだろう…

「ジュースおごってくれる?」
勿論冗談

「オッケー」
マジかよ!!!そんなに嫌いなのかよ…
いつもだった絶対におごってくれたりしない海来がおごってくれる…
すこしだけ身震いしてしまう…。
まぁどうせならおごってもらおう海来も喜んでるし…。


風かふわっと教室に入ってきて気持ちがいい…
教室の窓側で食べるのは私たちの特等席。
ふと中庭を見ると勇史くんが友達と木の下で昼寝をしている
「勇史くんかっこいいよねー」
こっこころの声!?私言った覚えないけどあれ?あっ…海来か…
「海来は健くんでしょ?」
健くん…海来の彼氏やけど二人ともとってもラブラブで羨ましいくらいだ…