-下駄箱-

「美麗ー。」

「あ、理沙。」

「今日、高橋くんとなにか話してたでしょう?」

「あぁ・・・。でも、今日でやめる。」

「え?」

「高橋くんには、私みたいな冷酷者なんかとなんかあったって、かわいそうなだけだから・・・」

「美麗・・・。じゃあさ、これから一緒にアイス屋さんいこ!」

「ごめん・・・、おばあちゃんのご飯作らなきゃ。バイバイ。」

「美麗・・・。」