「息ぴったりやん!!


やっぱ都会の学校に転校してきてよかった~。


あっ、あたし木之瀬紗綾(きのせさや)。


映画に携わる仕事をするのが夢なんよ!!


よろしく。」


朱音は放心状態で


笑顔で差し出された手を握った。


「……よろしく。」