2人が首をぶんぶん横に振る。


「「ち、違う!! これは……」」


ハモった。


「いいのいいの。


私にはちゃ~んと分かってるから」


自分で思う……何が?


何か言いたげな2人を押しきって続ける。


「そうだ!!


紗綾、なんか男の人が探してたよ。


連絡しといた方がいいんじゃない?」