「要、ずっと、ずっと一緒よね?」

「あぁ、一緒だよ・・・・・・・・」


優しい掌が頭を撫でてくれる。


温かい指が、私のシャツのボタンを外していく。


「・・・・・・・あ、・・・・・・」


ずるり、と半ば強引にシャツを脱がされて、そこで思い出した。


「っぃ、・・・・・・・・・・・っ」


要の舌が、血の滲む肩に這った。

びりりと痛む感覚に、思わず顔を顰める。



「これ、なあに?」


要の淡々とした声が背後から聞こえる。


あぁ、忘れてた。