□ □ □ 「っ、・・・・・・・・」 床に落ちたドレスが踏みつけられる。 そんな事に気付かないくらい、お互い、熱い。 「か・・・・・・な、め・・・・・・」 要のネクタイを捨てて、シャツのボタンに手を掛けた。 驚くほど白い肌が、垣間見える。 「ふ・・・・・・・・・・・・・・、梓は大胆だね・・・・」 ちゅ、と要が私の耳朶にキスをした。 片足だけベッドに乗せた要が、ドレスの上の足をベッドに移す。 ぎしり、と軋んだ。