まだ私は貴方の事好きだよ??


でもね。何故か苦しいの、辛いの、何故??


本当は楽しいはずなのに…


こんなこと思っている私は最低だ。


こんな私と居たら貴方はきっと不幸になってしまう…


別れなきゃ。一瞬頭にその言葉が浮かんだ。
何故か涙が頬を滑る。

左手の薬指にハマっている貴方の名前付きの指輪…

指から離して見てみる。
そして目を瞑ってみて、貴方との思い出を思い出す。

どれも全部いい思い出

でも辛いんだ。


ごめんね。


私はそっと指輪を机の上に置いた。