堀口先輩は二個上の先輩。
今は行っていないが堀口先輩がいるからと美樹に誘われて今のサークルに入った。

明るくて気が使えて
少し女好きなんじゃないかと思ってるのは内緒。

そして何より誰にも優しいとこが
恭平に似ててあまり好きではなかった。






「何してたの?」

「それ聞くぅ?」

ニヤニヤしてるってことは

「付き合ったの?」

そう言えば昨日サークル誘われてたな、断ったけど。

「何かあるとすれば…昨日のサークルの呑みね」

「さすが久美子!それがね…」

美樹が今まさに言うって時に

「おぉーい!そこ!俺の授業を真面目に聞けねーのかー?」

ビシッと先生に指さされみんなあたしたちを見るのに振り返った。



あたしと美樹は手を挙げて

「すみませんでした」

と、声を揃えて謝った。






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