…あたしはさっきから帰ったふりをしながら実は要たちの様子を見ていた。 最後の言葉嬉しすぎだよ…。ばか! ″愛莉はぜってーお前なんかには渡しやしねーよ″ か。 なんか嬉しすぎて涙でそう。 「馬鹿…」 あ、声に出しちゃった。と、それに要が気付いたのか… 「愛莉…てめー帰ってなかったのか!?」