「大輔は要のことないも知らないじゃない!!」






「知ってるから…言ってんだろうが!!俺は…今、來鬼の敵…不竜(フリュウ)の総長やってんだからよ!」






大輔が総長?…うそでしょ?…いや、嘘じゃない。大輔のあの顔は…嘘じゃない。






「敵…チームなんだ。」





「あぁ、お前はどっちを選ぶんだ?」






「っ…」




大輔のことは好き。けど、それは恋愛感情ではない。…幼なじみとして好きなんだ。それにあたしは…要が…好き、だから。





「來鬼。あたしは來鬼を選ぶよ!」