君は誰で、どんな人なのかとても気になるんです。


でも、私は臆病で君に想いどころか自分から話しかけに行くこともできない


陽だまりで気持ちよさそうに眠る君を
好きでいてもいいですか?


柔らかい風が私の髪の毛を揺らした


「千紗、またここにいたー。かえるよ?」


部活を終えた美乃梨が迎えに来た。大きなカバンを重そうに背負っている美乃梨の元に駆け寄って一緒に歩く


「いつも迎えに来てくれてありがと」


「急になに?いいことでもあった?」


鼻歌を歌いながら二人で帰り道を歩く。
いいことあったよ


美乃梨にブイサインを送ると美乃梨はブっ!と吹き出して古いっとバッサリきった


堂々と出したブイサインを隠す


「じゃあ、また明日」


美乃梨と別れてから20分くらい歩いて家についた 明日も私はあの場所に足を運ぶ