ねえ?葵さんもお
X'mas過ぎちゃったよ?

ねえ?早く起きないと
早く起きないと嫌いになるよ?


私の声が病室に響く。




葵さんのお母さんが
後ろから優しく私のを包む。



「ゆう?葵わ死んだの。
ゆう?もお泣いていいよ」


それが合図だったように
私の目から涙が沢山出た。



葵さんの事を心配した
仲間の人達も優しく私を
包んでくれた…、


「俺らも辛いよ」


と言いながら…