「避けたりして…あの…ごめんね」


「………」


無言……
ヤバい…
涙出てきた


「…………俺こそごめん」


えっ?

大粒の涙を流しながら陸斗の方を向くと申し訳なさそうな顔をしていた


「なんで陸斗が謝るの?」


「いや…お前が俺ら避けてたの俺のせいだろ?葵に聞いた」


「そうだったんだ…」

また顔をうつむく

「本当に彼女いないから!」

今度は顔を上げる

笑いながらこっちをみてる陸斗がいた


「ほんと?」


「ああほんと!てかお前忙しいな…顔上げたり下げたり」

お腹を抱えて笑う陸斗

「そんなに笑わないでよ!」



それから私達は一緒に学校に向かった