そして次の日、昼休みに違うクラスの子に告白された。
俺はすげー興味なかった。
だって一言も喋ったことないのに付き合ってくれっておかしくない?
俺の何を知ってんだよ。


ごめん、他に好きな奴いる


いつものセリフ。
こーでも言わないと諦めないからだ。
女は泣いて走っていった。
こんな事で泣けんのがすげーわ。


俺はそー思いながら教室に戻った。


亮太「おまえカナちゃんを振りやがったのか!?」


俺の親友 亮太。


こいつもイケメンだが、女たらしだ。


もう何十人と付き合ってるが長続きしない。


「だって興味ねーんだもん。」


「おまえなー!カナちゃんは学年で2番目に可愛いと言われてる子だぞ!」


「は?じゃあ1番は誰だよ?」


「おまえと仲のいいキョウコちゃん」


「へぇー、あいつが1位なんだー。」


キョウコとは入学式の時 席が隣で意気投合して仲が良い。
確かに男子にモテてたけど1位だったとはね・・・