「・・・大丈夫ですか?」


「うん・・・ごめんね急に泣きだして。子供みたいだよね!」


「高校生は、まだ子供ですよ。」


「大人ぶりやがってー。まだ蓮は中学生でしょ?」


「はい。」


「たくっ・・・ふふっ。」


「寒いし、暗くなりはじめたんで帰りましょ。家まで送りましょうか?」


「本当に大人っぽいな!・・・じゃ、お願いします♪」


アキの家は駅一個分しか離れてなかった。
それまで お互いのことを話した。
誕生日、好きな食べもの。飲み物など。
話していて楽しかった。
いつも女子とは話すけど、自分のことを隠しながら話していた。
気を使って無理してた。
だって嫌われたくないから。
でもアキには違った。すごい話しやすいから自分の本当のことを話していた。
ひかれるかな?と思ったけど、全然!
むしろ こっちがひくぐらいだった(笑)


そしてアキの家へ着き、別れた。


また明日会おうと言われた。


俺は、すぐに うん と返事した。