私の1日は彼を見て終わる
そう思ってた
「眞鍋 あやかってだれ?」
教室で外を見ていたら
知らない男が私を見ていた
「・・・・・私だけど」
私になんの用だろ?
早くしてほしい
さるくんを見ていたいのに
「ちょっといい?」
知らない男は私の腕を優しく引いた
「少しなら・・・・いい」
私は彼に引かれながらついていった
早く用を終わらしてさるくんを見ていたい
「で、何?」
知らない男は私を見て
感情のない顔でこう言った
「俺と付き合え」
男は訳のわからないことをいった
「なんで?」
「決定事項だから質問なんか要らない」
訳がわからない
決定事項とはなんなの
「ふざけないでくれる?却下ですから私は好きな人いますから」
私はさるくんが好きなの
さるくん以外要らない
「ふーん好きな人いるんだ?」
「だから付き合えないというか、そんな無駄な時間はない」
男はにやりと嫌な笑みを浮かべた、
「俺、最初にいったよな?返事はyesしかないってさ?」
「そんなのは知らない、
後私に命令するな」
男は私を誰だと思っているのだろうか
眞鍋という名前を知らないはずはないだろう
「俺は柳沢 浩司、お前の夫になる男だ」
夫?
何をいっているのか、
この男は
ん?
柳沢!?
「あなた柳沢って・・・・・!?」
私はびっくりした
だって柳沢という名字は私の家と同じ世界の家だからだ
私の家は俗に言う極道の家だ
私の親は組長をしている
喧嘩など私もすきなので
友達もあまりいない
柳沢という家は私の家となかがいい、
だからか私が生まれる前に子供同士を結婚させる気で約束をしたらしい
なんともむかつく約束だ
とにかくそれで大体わかるだろうと思うが
彼、
柳沢 浩司は
婚約者だ
といっても初めてあったけど
「じゃそういうことだから」
そういって彼、基柳沢は去っていった
あーもぅ
さるくんのサッカーしてるの終わっちゃうじゃんか
むかつく~~~っ!!!!
もうっ!!!!
「むかつくし、よし今日は帰ろ」
あーもーっ
さるくんが好きなのに~っ