入学してから
しばらくたった
ある日の掃除の時間。
私は階段を下りようと
した時
『っあ!そこ滑りやすい
から気をつけて!!』
私はその声を聞いて
後を振り返った時…
足が滑った。
「ふぇ?…っえ……」
落ちる……!!!

ーードサ
私は床に叩きつけられはずなのに
あまり痛くなかった…
「いてて…!?…っ」
顔を上げるとそこには
彼が居た。
彼ーー東條立
『っ…いてぇ…』
「あ!あの大丈夫ですか?怪我は…っ!」
急に足首に痛みを感じた…自分の足首を見ると
赤く腫れていた…
『おい、あんた大丈夫か?』
彼は私を見る。
「…大丈夫です…」
私は足の痛みを
我慢しながら
立ち上がろうとするが
足が痛くて動けなかった。すると
彼は私の関節と背中に
手を当てると
立ち上がった。
「〜〜!!あの!大丈夫です!降ろして下さいっ」
私は彼にそう訴えたが
彼は全く反応しない