だから、結局心配になって玄関の外で待ってたのよ? あなたを───……。 早く、あなたのその声を聞きたかった… 「お誕生日おめでとう!!!」 って、言って欲しかった─── なのに、聞こえてきたのは…… ────っドンッ!!!!!──── という、鈍い音───。