すると、あなたは私を抱きしめようとした──




けど、身体が痛いのか、そこから動けてなかった。





だから、私は自分から抱きしめた……






血まみれだったけど、そんなの関係なかった。





あなたは私の温もりを感じたのか、微笑んだ気がした──。