なぜ今日はこんなにも邪魔されてしまうのだろうか
そんなことを思いつつも、偶然に偶然が積み重なっているだけなのだろうが…
翔をみると、朱莉と爽に大人げないだとかなんとか…説教をしている
翔の説教はホント、凄まじいからね…
あたしたちは巻き添えを食らわないようにと必死に屋上の隅に寄った
さすがにいつも空気が読めていない耀太も、翔には弱いのか?あたしたちについてきていた…
「……で………バカじゃ………何度言えば………」
遠くに居れば、なんとなくしか聞き取れないが翔が話している声が聞こえてくる
その間、屋上には微妙な何とも言えないような空気が流れている気がしたのは絶対に気のせいではない