「蓮香先輩」



もう一度あたしの声を呼びながら彼女はあたしに抱きつく


朱莉のさっきの返答に耀太はこれ以上言うことを諦めたのか、小さくため息を吐きだした



「今日もいい香りですねー」


そう言ってより一層抱きしめてくる力を強くする彼女にあたしは苦笑いするしかなかった




そして、あまりにもかわいいので…って、レズではないけれども母性本能が刺激されるって言うか…あたしもついつい朱莉に腕を回そうとしたとき…




ふと、自分の体が軽くなった