あんまり運動場から名前を叫ばれて良い気はしない
というかするはずがなく、誰かが何かを言ったわけでもなかったのに、皆フェンス付近から離れ始めた
下から何か叫んでいる声がするが、この際もうシャットアウトだ
「腹減った」
「パン食う?」
「おう!」
「サンキュ…って
カビてるって!!」
近くから聞えてきた声に呆れながらも、ついついおもしろくて耳を傾けてしまう
こんな穏やかな毎日が送れることが、幸せだと思う
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…