「あと同じバイト仲間の奴は?」

「んー、態度は前と比べて全く違うよね」

あの男だけではなく周りにいた人達も激変したらしい。
そして噂は流れて「燐高なの?」と今日1日聞かれていたらしい。

「まぁ、忍海高よりはマシか」

「それ以前に蹴りを食らわしたからじゃないんすか?」

「あれは見違えだよね」

にっこり笑う黒崎さんは、祥太さんと同じ黒かった。

「草太の事、あんまり毛嫌いしないでね」

「別に嫌ってんじゃないっす。ただ変なとこ触ってくるから」

黒崎さんは何故か急に笑い出した。

何っすか?と問いても教えてはくれなかった。




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