勝手な事だけ言って挙げ句のはてに嘘つき呼ばわりして寝やがった。

まじで今から犯してやろうか。

心の中で悪態ついている割には伊崎の胸で眠っている松橋の髪や背中を優しく撫でていた。

「明日、覚悟してろよ」

ベッドまで運んで一緒に眠りについた。


翌朝、喉の気持ち悪さに松橋は目を覚ました。

「う゛ー…」

これは呑みすぎた。
いろいろ溜まりすぎて酒のペースを間違えた。