松橋は一瞬俯いて何か意を決したように俺の顔を睨み付けた。

「…お前と祥太って付き合ってんだよな?」

松橋と視線を合わせれば徐々に視線が逸れていく。

真っ赤になるぐらいなから聞いて来なければいいのにと口の端を歪ませた。

大盛りの牛丼は、すでに篠原の腹に収まっていた。

喉が乾いたなと頭の中で過りながら松橋の質問をされていた事を思い出す。

「何処からが付き合ってるって言えるんだ?」



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