「あ!今日、休みかと思ったっすよ」

溜まり場には忍と松橋がパラソルの下でソファーに寛いでいた。

「シノが休んだら連中達が好き勝手すんだろ」

「祥太が、まともな事言ってやがる」

気持ち悪ーい!と忍は松橋の後ろに隠れた。
松橋も松橋で「頭でもうったのか?」と怪訝な顔をする。

「そんな事を言う奴は吉牛は、シノに全部あげます」

「うっしゃあああ!!!」

「祥太さん、嘘です!
ごめんなさい!」