溜まり場に4人は1つの机を囲んでいた。

「深刻な顔してどうしたんっすか?」

「どうせ、駄犬でしょう?
茉莉ちゃんは犬しかないもんね☆」

篠原の髪の毛を団子にしようとネコがついたゴムを取り出した。

それを篠原にくくってやるつもりか?と思ったが、アイスに興味が無い篠原は祥太が今からする行為に止めもしなかった。

何の溜め息なのか、もうわからないが出ていた。

「伊崎が、どうした?」

どんどんと髪型が可愛くなっていく篠原が話が進まないと感じて口を開いた。