「今月は節約だな。
酒は控えて煙草は…無理だな」

「腹減ったから早く終わらせろよ」

甘えるように金髪野郎は松橋の頭を匂いを嗅ぐように擦り付けている。

「何食いたいんだ?」

さっきと目付きが変わって目尻が下がって甘い空気が流れていた。

「あー、和食食いてぇな」

「似合わねぇな」

「っるせぇ」

これ以上、此処にいたら心がズタズタになる。
次の日、慰め会を開いたのだが更に落ち込んでいた。




●end………?……●