後ろからぎゅっと抱きしめられ、耳元に息を吹きかけられた。


「で? 誰? いつから?」

首筋に唇を這わせ、低い声が身体中に響く。

「ちょっ…ちょっと…止めてっ!」

身をよじって抜け出そうとするが、びくともしない…。


こんな事、いつもの女性達にしろっつーの!


凄く恥ずかしい…。


赤い顔を背け見られないようにする。