悟君のお祖父様(会長)とお父様(社長)はほんとに親子かと疑いたくなるくらい良い人達だ。


小さい頃から私を可愛がってくれて、いろいろと優しくしてくれる。


「菜緒ちゃん、最近家に来てくれないから寂しかったわ。」

2人の横で優しく微笑んでいる女性が悟君のお母様だ。
その横には私の両親。


私の両親と悟君の両親は高校時代からの親友でとても仲が良い。



だからこそ…私は奴に逆らえない…。