――――――――――――――― 高校生になるとさすがに幼稚なからかいは無くなった。 「不自由だよね」 「痛そうだね…そんな眼帯して。」 「大丈夫?」 気にかけてくれる人が大半いた。 でも、 ――言葉は違えど皆語ることは全部同じ。 誰も私を見ようとはしない。 「わざわざ気にかけなくて良いから。」 そう言うと私を気にする人は居なくなった。 ―――――――――――――――