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「わー青い目をした妖怪がいるー」
「本当だ!片目女だ!触られると皆、片目になっちまうぜ!」
「こっち来んなーあっちいけー」
小さい頃、よくこの青い目と眼帯でからかわれた。
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「大丈夫?その眼帯…痛くない?」
中学になると心配してくれる人もいた。
「関係ないでしょ?私のことは放っておいて。」
――だけど誰も心配してなんて頼んでない。
私には鬱陶しい以外の何物でもなかった。
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