「あっ、そうそう…」


優の口の端が微妙に上がったのを、心は見逃さなかった。





「君、仮にもセクシー&ワイルドを目指すんだから、喋り方なんとかしなよ。キショイよ」





「…え?」





心には鏡に映った優が、悪魔に見えて仕方がなかった…