優は受け取った紙をポケットにしまった。


「ラジャー!」


「他のみんなはイメージを作ってほしい。俺は用があるから。とりあえず今日は解散!」


彼方の言葉で、それぞれソファから立ち上がった。


「じゃ、明日を楽しみにしてるぜ!」


去り際に愁が優の肩をポンと叩いた。


全員が出て行ったのを確認した優が、心と目を合わせた。


「ん~、とりあえず僕たちも場所移動しようか!」


「どこに?」


「美容院!!」