「バカだよな... 
 小4で愛すとか愛されるとか。」

「はい。バカです。でも...その沙希さんは羨ましいです...」

「なんで泣いてんだよ。」

「私もその気持ち分かりますから。」

「お前もそんな恋愛してんのか(笑)」

「うるさいです。いいですか?早く仕事しないと時間なくなりますよ。」

「はぁい。」

 俺たちは2人共無言だったけどなんか懐かしい気持ちになった。

 チュ...?

 俺は謎のリップ音で目を覚ました。

 外はちょうど夕焼け空できれいに染まっていた。

 沙希の姿がない。

 机の上には置手紙があった。

 ”仕事は全て終わりましたので先生に届けておきます。   岡田”

 あいつ...



 ペン忘れてるじゃんか!!!!!!