「詩音、もう大丈夫だな?良かったな・・・木崎、今度詩音のこと泣かせたら、絶対許さねぇからな!詩音、じゃあ俺帰るわ!また明日な!」

そう言って、俺は自転車に乗り公園を後にした。

「いっくん、ありがとう!」

後ろから聞こえる詩音の声が、俺は詩音にとって幼なじみでしかないことを、わからせたんだ・・・