「藤島くん、おはよ・・・」 「おはよ・・・紫藤・・・」 周りを気にしながらだんだん近づく2人の顔・・・ そして重なるあたしの唇と藤島くんの唇・・・ あの合宿でキスをしてからというもの、あたしと藤島くんは、毎朝、キスを交わす仲になっていた。 場所は部室・・・朝、自主練のため楽器を取りに行く時に・・・ 朝の自主練ってほとんどの子がしないから、その時間って誰もいない時があるんだよね・・・