閉園までたっぷり楽しんで、帰ってきたあたし達。

「今日はありがとう!すっごく楽しかったよ!ごめんね・・・あたしを元気付けようとしてくれたんだよね?あたし、もう、大丈夫だから・・・いっぱいいっくんに甘えてごめんね・・・」

いっくん、ホントにありがとう・・・

しばらく黙っていたいっくん。
どうしたんだろうと思って、少し不安になるあたし・・・

「バカヤロー・・・我慢してたのに・・・」

そう言っていっくんはあたしを抱きしめた。