あれ以来、うまくいってるあたし達。 時々、木崎くんの家に寄って、晩ごはんまでいただいて帰るようになっていた。そんな時は、木崎くんは必ずあたしを家まで送ってくれるんだ。 「詩音ちゃん、かわいいから・・・心配なんだよ。」 って言って・・・ 何度言われても慣れないその言葉に、あたしはいつも顔を真っ赤にさせていた。