「あきらんがゆーやのことどう思ってるかはわかんないけどさ、ゆーやはあきらんに片思いナウなのよ。あきらんってばおニブちゃんだから気付いてないみたいだけど」
えっ?
部長、何言ってんだろ……
「う~、こんだけストレートに言っても伝わんない?」
「うん、いまいち言いたいことがつかめない。あと、僕は悠弥くんのことは大好きな友達だと思ってるよ」
部長がため息をついた。
「ね、あきらん。ゆーやがなんでこの学校来たか知ってる?」
「それは僕もいまいちわからないところなんだよね」
悠弥くんは小学校から今に至るまで学年いちの秀才で、中学までやってたテニスでもたくさん賞もらってるすごい子だったから、県で一番偏差値の高い高校を受験するんだと誰もが思っていたし、彼には勉強でもスポーツでも推薦状を書いてもらえる素晴らしい成績があった。
そんな悠弥くんが、僕と同じ普通の高校を一般受験するって聞いて、僕も周りのみんなもすごく驚いていたっけ。
「ホントおニブちゃんなんだなー!好きな人と一緒に居たかったからに決まってるでしょうがぁ!!」
部長がテーブルを叩く。
「えぇっ、でも悠弥くん付き合ってる女の子とかいないみたいだったし、告白もみんな断ってるって……」
「ゆーやが好きなのは、あぁたなんだよぉ!いい加減気付けおニブあきらん!!」
「え、えぇぇっ!?」
もう、訳がわかんないよっ!
「でもでもでも、僕って男なんだけど」
部長がにやにやする。
「にゃひひ……ゆーやはガキんちょの頃から女の子にキャーキャー言われてたみたいだから、女の子に飽きちゃったんじゃないかにゃ?」
「え~、そんなのウチの部で出してるような本の世界の話じゃないの?」
部長のにやにや笑いが微笑みに変わった。
「直接本人に聞いてみたら?そして、自分の気持ちを伝えてあげな。諦めるにしたって、早い方がココロの傷も深くならないだろうし」
「わかった。帰りに聞いてみるよ」
「よっし!そろそろみんな集まってくるだろうし、作業始めようかにゃ!」
部長がソファーから自分の机に移動し、作業を始めたので、僕も自分の仕事を始めた。
えっ?
部長、何言ってんだろ……
「う~、こんだけストレートに言っても伝わんない?」
「うん、いまいち言いたいことがつかめない。あと、僕は悠弥くんのことは大好きな友達だと思ってるよ」
部長がため息をついた。
「ね、あきらん。ゆーやがなんでこの学校来たか知ってる?」
「それは僕もいまいちわからないところなんだよね」
悠弥くんは小学校から今に至るまで学年いちの秀才で、中学までやってたテニスでもたくさん賞もらってるすごい子だったから、県で一番偏差値の高い高校を受験するんだと誰もが思っていたし、彼には勉強でもスポーツでも推薦状を書いてもらえる素晴らしい成績があった。
そんな悠弥くんが、僕と同じ普通の高校を一般受験するって聞いて、僕も周りのみんなもすごく驚いていたっけ。
「ホントおニブちゃんなんだなー!好きな人と一緒に居たかったからに決まってるでしょうがぁ!!」
部長がテーブルを叩く。
「えぇっ、でも悠弥くん付き合ってる女の子とかいないみたいだったし、告白もみんな断ってるって……」
「ゆーやが好きなのは、あぁたなんだよぉ!いい加減気付けおニブあきらん!!」
「え、えぇぇっ!?」
もう、訳がわかんないよっ!
「でもでもでも、僕って男なんだけど」
部長がにやにやする。
「にゃひひ……ゆーやはガキんちょの頃から女の子にキャーキャー言われてたみたいだから、女の子に飽きちゃったんじゃないかにゃ?」
「え~、そんなのウチの部で出してるような本の世界の話じゃないの?」
部長のにやにや笑いが微笑みに変わった。
「直接本人に聞いてみたら?そして、自分の気持ちを伝えてあげな。諦めるにしたって、早い方がココロの傷も深くならないだろうし」
「わかった。帰りに聞いてみるよ」
「よっし!そろそろみんな集まってくるだろうし、作業始めようかにゃ!」
部長がソファーから自分の机に移動し、作業を始めたので、僕も自分の仕事を始めた。