そんな感じで始まった今日



だけど特別何かがあるっていうわけではくて…


適当に女子の相手をして適当に授業を受けていれば、あっという間に昼休みになった



「紫音くーん、今日はお弁当一緒に食べよ?」


と毎日のように言ってくる女たち


「ゴメンね」


と、いつも断り続けているあたし


この時も笑顔で接する


もう昼に1人で食べるのは習慣と化してしまっている


それでも誘ってくる女子が絶えないのは、自分に自信がある女子がこの学校には腐るほどいるからなのだろうか





廊下を歩くだびに寄ってくる女子を上手く交わし、いつも通りに屋上に行く


そういえば転入生の周りにもいっぱい女が集まってたなー、なんて思いながら屋上への道を進む