何で私緊張してんのよー。

私はこの間のお礼に行くだけなんだから。別にあいつの事好きなんかじゃないんだから。

べっ別に緊張する必要ないんだから。


ついに、この日が来てしまった。そう!土曜日になってしまった。。

あれから考えたけどやっぱり答えなんか出なかった。全然わかんないよ。



― プップー ―

外でクラクションの音が鳴った。

窓からのぞくとあいつの車があった。。。


もう逃げられない。よし!!大丈夫いつもの私で行けばいいんだ。




「おっおはよ。」


やだ、超緊張して顔が見れない…。

「よっ!どした??何か暗くない??」

「えっ!?そう?いつも通りだけど?気のせいだよ気のせい。」


「ふ〜ん。ならいいけど。じゃあ出発するぞ」




こうしてあいつとのデートが始まった。










ていうか、いったいどこに向かってんだろう。


「ねぇ〜いったいどこに行くの?」


「あっ?教えね〜。秘密〜。」


なんじゃそりゃ。別に減るもんじゃないだろうが!


「あっそ。別にいいけど。」


「じゃあ聞くなよ。」


むっか〜!ほんとこいつはあ〜いえばこ〜いうで頭くるなー。