いよいよ私と簾治はひとつになるんだ。。



簾治の事大好きだから、本当は私もずっとしたかったんだ。



でも、やっぱりあれ以来恐いほうが先にきてしまう。。



あのこと、簾治には話さなくちゃ。。。。




お風呂を出て用意されていたガウンを着た。



そして、簾治の待つ寝室へ向かった。




私の心臓は、今まで一番活動しているだろう。




自分でも驚くくらい鼓動が早い。




― ガチャッ ―



寝室のドアを開ける。



ベッドには簾治が座っていた。



私もその横に腰を下ろした。



「簾治。私ね、本当はずっと簾治としたかった。。」



私がそう言うと簾治は少し驚いた顔をした。



「まじで?俺かなりうれしいんだけど。」



簾治は私を抱きしめた。