― ザブーン ―
はぁ~気持ちいぃー。今日は色々疲れた。。
これから毎日可憐さんと顔を合わせるのか…。。
すごく嫌だな…。でも逃げるわけにはいかないな。
― ガチャッ ―
突然お風呂のドアが開く音がしたかと思うと、裸の簾治が中に入ってきた。
「ちょっちょっと何よ!出てってよー!約束が違うじゃないの~!!」
私は自分の体を必死に手で隠し、目をつぶりながら必死で叫んだ。
「別に俺約束なんてしてないし~♪それに、付き合って結構たつじゃん俺達。
ここまで、俺が我慢できただけ奇跡だぞ。今日はもう我慢しない。
あらし?いつまで目つぶってんの??」
私とは対照的に簾治はこの状況を楽しんでいる。。
悪魔だ…。
恥ずかしすぎる。。しかもこんな明るい中で裸を見せるなんて。
絶対無理無理無理~~!!!
「簾治~ホントッ無理だから。お願い許して。これ以外なら何でも言うこと聞くし。
ねっ?簾治ー。」
「俺も無理だね。もう無理。あらし、目開けて。」