「かわいいね~この子~」
《???》
ふと横を見ると私と同い年くらいの男の子が…。
持っているサブバックには〈大倉第2中〉の文字。
あっ!同じ学校だっ!
しかも胸には赤いバッジ。2年生である証だ。
その人は子犬の頭を優しく撫でていた。
その横顔は、優しく微笑んでいた。
色白でマシュマロのようなほっぺ。
私よりも大きくて丸いぱっちり二重の瞳。
まつげも長い。
髪は少しクセのあるつやつやしたくりいろだった。
「どうしたの?」
気づくとそのひとは私の方を見て目をぱちくりさせていた。
どうやら私はその人に見とれていたようだ。
「ううんなんでも^^」
なんとか誤魔化せたけど…。
でも、鼓動がどんどん速くなる。
今まで一定のリズムを刻んでいた私の心臓がどんどん高なっていく。
なんだろうこの気持。
《???》
ふと横を見ると私と同い年くらいの男の子が…。
持っているサブバックには〈大倉第2中〉の文字。
あっ!同じ学校だっ!
しかも胸には赤いバッジ。2年生である証だ。
その人は子犬の頭を優しく撫でていた。
その横顔は、優しく微笑んでいた。
色白でマシュマロのようなほっぺ。
私よりも大きくて丸いぱっちり二重の瞳。
まつげも長い。
髪は少しクセのあるつやつやしたくりいろだった。
「どうしたの?」
気づくとそのひとは私の方を見て目をぱちくりさせていた。
どうやら私はその人に見とれていたようだ。
「ううんなんでも^^」
なんとか誤魔化せたけど…。
でも、鼓動がどんどん速くなる。
今まで一定のリズムを刻んでいた私の心臓がどんどん高なっていく。
なんだろうこの気持。